かぐや姫
今夜は中秋の名月ですが輝く月を見ることができたでしょうか。
秋は湿度も下がり空気が澄んで綺麗に月が見えるのだそうです。
かぐや姫が月に帰ったのも、中秋の名月の日だとか。
“へぇ~かぐや姫が月に帰ったのって今日(お月見の日)だったのか~”
と思った私は、かぐや姫を検索してみました。
子どもの頃に読み聞きしたおとぎ話の記憶はもう曖昧になっていて
竹から生まれた女の子だということと、
無理難題を言ってありもしない宝を見つけて求婚しにこい?みたいなことと、
おじいさんとおばあさんを置いてある日突然月に帰ってしまう・・・
こんなイメージしかありませんでした。
調べてみると、かなり奥の深い物語であることがわかりました。
物語に関しては諸説あるので端折りますが
生と死を説いた哲学のようです。
人は生まれて死んでいきます。
どんなに宝を集めても、どんなに策を講じても
誰一人、死から逃れることはできません。
時がきたら、別れ逝くことを知っているから
かぐや姫は日に日に満つる月を見ては泣いていたんですね。
10月の夜空は素敵ですよ!
満月の6日あたりの明け方の東天では金星と火星が接近して見えます。
10月10日の明け方3時過ぎには北日本だけですが
アルデバラン食が見られますし21日頃はオリオン座流星群も見ごろです。
今月は20日が新月なので月明りに邪魔されずに見えやすいようです。
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